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昨年から所属している鎌倉歌壇の歌会があった。 あいにく誘っていただいた歌の会でお世話になっている方は仕事で来れなくなり、ひとりで参加です。 本当はゆっくり鎌倉を散策してカフェに入ろうと思っていたのですが、人身事故でJRはストップしてしまい歌会参加が精一杯になってしまいました。 歌会では鎌倉歌壇代表の尾崎左永子さんは放送作家、作詞家としても活躍された日本語の美しさをことさら美しく感じさせる歌人です。 他、鎌倉歌壇の大下一真さん、香山静子さん、木村雅子さん、玉井慶子さんで歌を評し勉強会です。 やはり尾崎左永子さんの評はとても勉強になります。 ・作者は読み手の立場に立ち推敲が必要 ・短歌とは言葉を磨く詩歌である ・言葉の特性を見極め、選んで使う ・最後にきゅーっと自分の感覚をつかんで歌に入れる どれもこれも簡単そうで実はやっかいな歌の勉強過程です。 歌会は時間をオーバーし外は暗くなっていましたが、充実した勉強会でした。 (賞は残念ながらいただけませんでした。また来年!) 心の痛み 悩みいる夫がキーボード打つ音を雨音のごと抱きて眠る むりやりに分け入る人に会う日なり 師走の雨が冷たく滲みる 火花散る花火飾りしパフェが来る女三人二軒目の店 できぬことわかりているがボジョレーを友と飲みたしホスピスぬけて 長き髪カチューシャでとめ仕事する彼の笑顔は炎に消えたり 焼け跡の臭い残りしビル前に白ゆり手向ける 空が青いよ 小さき川不覚にもわれ越えられず顔を覆いて立ちすくむ冬 痛みたる心抱いてあてもなく歩く小径に光あふれて 悩めれば「今すぐ来い」とホスピスの友 細き腕に抱かれるも良し 冬日差す座席に座り動くあてのない時にいる また人が飛び込む 鰻やにひとり入れる年となる 気さくに道など店員に聞きて ホスピスの先生扮するサンタクロース三角帽のわれも肩抱かれ 今月はストーリーのある歌になりました。 初めてですが特別に写真付ではなく載せてみました。 暗い内容が多いようにも思いますが、そのなかに溺れず歌ができればと思います。
by COCO-TANKA2009
| 2009-12-13 22:27
| 短歌・短歌
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Comments(2)
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by
山歩
at 2009-12-15 23:38
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・作者は読み手の立場に立ち推敲が必要 ・短歌とは言葉を磨く詩歌である ・言葉の特性を見極め、選んで使う ・最後にきゅーっと自分の感覚をつかんで歌に入れる なるほど、と思わせるお話ですね。納得できます。 ホスピスの歌が多いですね。普通に読むとつい暗くとらえてしまいますが、よく考えればその中に、ひたむきに生きる力づよさや、生きる意味の深さも存在するわけで、そうした多角的な意味を考えないといけないなと思います。 それにしても鎌倉歌会、風情がありそうですね(*^_^*)
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by
COCO-TANKA2009 at 2009-12-16 22:23
山歩さん
こんばんは。 そうなんです。私の中で死は生と同じくらい尊厳のあることがらなので、 今回のホスピスは悲しいだけではなくて本当にいろいろ勉強させていただいたことは大きいです。 悲しい事つらいことも生活の上ではあることなので、確かに軽くはない内容だけど、こういう日もあってもいいかなと思いアップしました。 歌が甘くならないように(センチメンタルにならないように)したいんですが・・・どうでしょう笑?まだ甘いかなぁ? 鎌倉歌壇の大下一真さんは今年度の寺山修司短歌賞を受賞された歌人で住職です。 勉強させていただきますが道は遥かです~~。
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