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記憶のその季節とか湿度とかだと思うのですが、先日実家で玄関を出たとたん、急に8歳くらいの自分の感情や思いを急に思い出しました。 びっくりするほど鮮明に。 それは家の玄関を出て左に行って信用金庫を裏口から入って綿飴を作った・・・ということなんですが。 そのころ信用金庫では綿飴サービスをしていて、幼い私にはそれは魅力でした。だって自分でくるくる割り箸を使って作れたんですから。 たぶん夏。走っていく幼い自分に会いました。 こういうことはたまにあります。 例えば匂い。 阿佐ヶ谷のカウンターのインド料理屋の窓からインドの映画が流れているのが見え、マサラの匂いがしただけでインドの路地に迷い込みます。 ブーゲンビリアの咲く表通りを過ぎ、インドの路地はいつも怪しげで、闇の換金屋からいつも声をかけられます。 ヒンズーの神さまガネーシャはジャスミンとマリーゴールドの花の首飾りを幾重にもかけられ、赤や黄の染料が撒かれていました。町はいつも香辛料の匂いがします。 そしていつもどこからか女性の甲高い声が伸びる映画の音楽が聞こえてきます。 物乞いのこどもたちはぼろぼろの服をひきずり道行く人に声をかけていき、オートリキシャは狭い路地をクラクション鳴らし通っていきます。 講義のない日、わたしは日がなそこエムジーロードですごしていました。 座りこんでチュラでしたか、すぐ折れてしまうガラスのきれいな腕輪を眺めて試してみたり。吊るしのパンジャビドレスを選んでいたり。 冷やかしでサリー屋に入れば次から次へと目の前に店の店員は目の覚めるようなサリーの生地を見せていくでしょう。 疲れたらいつものコーヒーショップでチャイを飲めばいいし。映画館行くのもいいし、あのミルクを練った甘いお菓子を買って帰ろうか。乾いた熱風が身体を通ります。 ああ、また記憶の旅に出てしまったようです。 外灯の下で演技を終えし猫黒い身体を伸ばして退場 #
by COCO-TANKA2009
| 2009-09-13 00:26
| 短歌・旅
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築地本願寺のホールでのライブコンサートの前に築地を散策。築地は生まれた町なのでいつ来ても心からホッとします。 築地場外は相変わらず観光客が多く賑わっています。路地から路地を抜けて・・・ 海鮮丼の店が連なるエリアを抜けたところでこの店を発見。 「まぐろ焼き」 よく見ると「本まぐろ」と「中トロ」があります。 そうです。たい焼きと言いたいところ型がまぐろの「まぐろ焼き」でございます。 女の人が三人でやっている小さいけれどこぎれいな店です。 ちなみに中トロ(白いほうです)にはお腹にたっぷりあんことアンズが入っています。 ドリンク類も売っているのですが、冷たい麦茶を入れてサービスしていただきました。 味は本まぐろは皮が厚く食べ応えあったそうです(夫談)わたしの食べた中トロも甘酸っぱく美味しかったです。 路地から路地を通っていたらなんだか美味しそうなお寿司屋も発見しました。 いつかここも行ってみたいと思います。 築地は相変わらず奥深いところです。 立ち止まりようやく気づくものとして右斜め前でわれを待つ君 #
by COCO-TANKA2009
| 2009-09-06 20:27
| 短歌・旅
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東京環状八号線。東京の大動脈といわれ、車の量も多い道の脇に住んでいます。 といっても少しそれればそこは東京の田園がまだある地域で、家からすぐ環八沿いにぶどう農園があります。 その隣にはブルーベリーもたくさん植えてあります。 先日年に一度のぶどう園の発売日がありました。 今年は初めて買ってみることにしました。昼頃行ってみた所、ご近所の皆さんは朝から予約して昼過ぎに受け取るシステムらしいです。 でも少しならOKということで二房買ってきました。 かなりの大きさのブドウ二房で1500円。高い気もしますが、お楽しみの一つなので。 車の行きかう環八脇のぶどうです。自転車のかごにブドウを入れて環八の横を走って帰りました。 驚くことに家に戻り、食べてみると今まで食べたブドウの中で印象に残る美味しさでした。 わたしは東京の下町育ちなので、それこそ畑などは無縁の世界でした。 だからこういうことが新鮮で幸せな気持ちになります。 また来年が楽しみです。 そのうちブルーベリー摘みもできるそうです。 なんだか自然に近くてありがたい環八暮らしです。野菜農園についてはまた後日に書くことにします。 高架上停車している地下鉄がナイフのように反射して 夏 溶けそうなアスファルトの上どこまでも日傘の影がゆらゆらついて 夕焼けが黄金色に波打って夫とわたしをすっぽり包む 夏の夜をぼあんと光る自販機が「お飲みなさいよ」と低くささやく 勤務終えネオン眩しい駅裏のスターロード行く星は見えねど #
by COCO-TANKA2009
| 2009-08-30 23:38
| 短歌・暮らし
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風が秋めいてきた。 歌人「穂村弘」が好きだ。 同じ年なのも何か引きつけるものがあるのかもしれない。 短歌もとよりショートストーリー、詩も書く。 あ かぶと虫まっぷたつ と思ったら飛びたっただけ 夏の真ん中 「酔ってるの?あたしが誰かわかってる?」「ブーフーウーのウーじゃないかな」 サバンナの象のうんこよ聞いてくれだるいせつないこわいさみしい 決してまったく不条理な認知のずれている作品ではないのでわかりやすい。なんとなくわかる。 人間の温かさだって感じられる。 サバンナの歌だって突拍子もない事を書いてるけど、そのぶん「だるいせつないこわいさみしい」が浮き出ているようだ。 かぶとむしだってこんな風に見える。写生だ。 刺激を受けまくっている。ああ、こんなふうに感性のある歌もいいなぁ。 でもわたしの85歳の先生にはきっと理解されんだろうなぁ。 以前詠んでみた歌 「絡まって悩殺ダンスも踊れます通勤車両のシルバーポール」 これだって先生には理解されず残念だった。 あのセクシーなポールダンス踊れるような気がして・・・あのJRの通勤車両の真ん中に設置されてるポールを見てね。 先生はおっしゃる。「つり革にしたらどうですか?」ああジェネレーションギャップだ。 でもこの歌をお友達のS美ちゃんは好きだと言ってくれた。嬉しかった。 だからたまには先生に理解されなくてもいいやこのブログで詠んだものアップしよう。 しかし自由でありかつ胸に伝わり、愛を感じる歌って難しい。 まだまだ先は長いから、頭を柔軟にして・・・ 最後に穂村弘の歌で本当に愛を感じる歌としてあげてみよう。やはりただものではない歌人だ。 こんなにもふたりで空を見上げてる生きてることがおいのりになる 穂村弘 背に当たる砂がつぶされ沈黙す「サザンいいね」と言わないうちに #
by COCO-TANKA2009
| 2009-08-23 12:23
| 短歌・歌人アーティスト
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犬も食わないという夫婦けんかをしたあと歌会に向かった。 落語なら長屋の物知りなご隠居さんに相談に出かけるところだがそんなご隠居さんは残念ながらいない。 重い足で行った歌会のある深川らへんは祭りでお囃子が聞こえた。 歌会の始まるころ夫から携帯にメールがあった。 なんとなくホッとした。 いつまでもけんかはしていたくないし、謝るのも・・・ねぇ。 だいたい理由も複雑なものでもない。 こうしてきっと何度も仲直りを繰り返して夫婦で歩んでいくんだろう。 向日葵を二本花屋で買った。 「夫婦で大切なことは、努力、忍耐、諦め」美輪明宏が言っていたっけ。 久しぶりに夏日で空は真っ青だ。とりあえず明日は山下達郎の「RIDE ON TIME」を流して二人でドライブしよう。そう思った。 隅田川花火は遠くビルの先テレビ中継同時に見ており 扉開き浴衣の乙女が次次と送り込まれる花火大会 われにない青春のひとつ 浴衣着て花火の下で君と手つなぐ ろうそくを吹き消す君の横顔に十七歳の憂いが見える ワッフルをかじる女性の胸元の肌は真白し夏雲陰って #
by COCO-TANKA2009
| 2009-08-16 22:20
| 短歌・暮らし
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Comments(13)
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