カテゴリ
以前の記事
2018年 05月 2018年 04月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2016年 09月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 10月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 フォロー中のブログ
最新のコメント
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
初めて能を観に行ってきました。 国立能楽堂は入り口から庭園が広がり不思議な静けさがありました。 時間に遅れてしまい内心焦りながら能楽堂の扉を開くとそこは異空間でした。 何かがかーんと音を立て、急に違う場所にワープしたというか。 簡素な舞台。現実ではない緑色の松と竹が舞台に描かれ、わたり廊下が続いています。 照明は自然に近いものに感じられます。 舞台の周りには結界があるように白い玉砂利が敷かれています。 そして三方にすり鉢のような客席があるのです。 その上で能と狂言が演じられるのですが、演目は芭蕉の精霊が訪れるもの、鬼が寺を守る韋駄天と仏舎利をめぐり闘うなどかなり幻想的で、躍動感が溢れています。 でもそれはわたしたちのイマジネーションのなかだけで、実際は鼓と笛と能楽師の動きが緊張感のなかあるだけなのです。 あまりに生活とかけ離れた世界だけにリフレッシュできました。 それに思っていたよりわかりやすかったです。 「日本の美」が集約されているように思いました。無駄のない美と言いましょうか。 今日も仕事でした。 朝から夜まで施設の中でさまざまなことを味わいながら仕事をし、勤務を終えて帰宅するため扉をあけるとそこはやはり異空間なんですね。 扉をあけただけなのにそこは扉の向こうとは全く違う世界。 風が流れ夜空には星が見えます。 そうやってわたしたちはいくつもいくつも扉をあけて生活をしているのかもしれません。 佇みし能楽師の白き面と合う われのこころは見透かされゆく
by coco-tanka2009
| 2011-11-14 23:07
| 短歌・歌人アーティスト
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||